2016年5月2日月曜日

20160502

見たかった映画、ラマンをみた。
マルグリット ・デュラスという人の小説がいいというのを見て
どんな人か知らなかったけど、ラマンも書いた人なんだ、と。
官能映画かと思ってずっと避けていたけど、見て見ることにした。
結果、すごくよかった。
確かに、あからさまなシーンはたくさんあるけど、
お互い綺麗だからいやらしくないし、むしろ綺麗と思ったほど。
そこじゃなく、それを超えた心の動きがよかった。
髪結いの亭主にも似た感覚だったな。
ハッピーエンドもいいのだけど、私は、ああいった心の動きや
二人しか知らず他の誰にも言うことのない、
一生、心の綺麗な部分に静かにしまっておくような感情が好きだと思った。
しかも、当時と変わらない感情の熱さ。
音も視覚以上にイメージを膨らませてたなあ。
自伝だというのが驚き。
切ないけど、そんな気持ちを一生持っていられることは
結ばれるよりも幸せなんじゃないかと思うほど。
よかったなあ。もう一回見よう。














    

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